HOME > CSR情報 > 環境とダイセキ

環境とダイセキ

環境方針

基本理念

ダイセキは、<発想><構想><構造><実行>をキーワードに環境の汚染を防ぐだけでなく、地球規模の発想により、高度な技術力でよりクリーンな環境を創り出すとともに、資源リサイクルのあらゆる可能性にチャレンジします。

基本方針

ダイセキは、産業廃棄物の中間処理およびそれらにともなう産業廃棄物の収集運搬、また、コンクリート離型剤、工業用潤滑油等の石油製品の製造・販売において以下の基本方針に基づき、環境マネジメントシステムを実践いたします。

  1. 事業活動を通じて省資源、省エネルギーに努めるとともに、当社で発生する廃棄物の抑制を図ります。
  2. 環境負荷の少ない循環型社会の実現に貢献できるように、受け入れた廃棄物のリサイクル率を高めるための中間処理技術の向上に努めます。
  3. 産業廃棄物の収集運搬・中間処理を適切かつ安全に行い、また、同作業上で与える環境負荷の低減及び環境汚染を予防します。
  4. 環境に関する法規制およびその他の必要な基準を遵守します。

以上の取組みについて、環境目的・環境目標を定め、定期的な見直しを行い、継続的に改善します。

また、この環境方針は事務所内に掲示し、教育・訓練を通じて全従業員に周知するとともに、一般の人の要請があればいつでも公開します。

(2006年(平成18年)制定)

事業活動にともなう環境への影響

事業活動を継続する上で、環境負荷が全くなくなるということはありません。そのため、ダイセキはプラス要因、マイナス要因をしっかりと認識して、環境負荷を低減し、かつ、環境にプラスとなることをより多く実現していくよう注力しています。

環境に及ぼす重要な影響

プラスの環境影響/マイナスの環境影響

廃棄物処理過程で発生する残渣の削減

廃棄物由来の臭気の軽減

環境マネジメント

「環境方針」のもと、2006年12月から、全拠点にあたる本社および6事業所を統合したISO14001:2004年版に則った環境マネジメントシステムを構築しており、すべての従業員がISO14001認証登録事業所に属しています。
グループ会社では、株式会社ダイセキ環境ソリューションが全事業所(全従業員)で、株式会社ダイセキMCRが1工場でISO14001を認証取得しています。さらに、2010年8月には、北陸ダイセキ株式会社がエコアクション21注1認証を取得しました。

注1 エコアクション21:環境省が策定した、中小規模の事業者でも取り組みやすい環境マネジメントシステムの規格。

環境マネジメント体制

社長を責任者、担当役員を統括環境管理責任者、各事業所の所長を環境管理責任者とする組織体制で運用しています。

環境マネジメント体制

廃棄物処理工程で発生する残渣の削減

新たなリサイクル技術の開発に注力

新たなリサイクル技術の開発に注力

廃棄物の処理・再資源化を担う当社がリサイクル率を向上させることは、循環型社会の発展に直結しています。当社は「限られた資源を活かして使う」を理念に掲げ、焼却炉を一切持たずに、可能な限り再資源化しており、リサイクル率は約90%に上ります。
廃棄物の性状は必ずしも一定ではありません。さらに、技術革新によって産業が進化すれば、廃棄物もまた複雑・高度になっていきます。当社は高度な分析技術を駆使して、リサイクル率の向上に努めるとともに、排出者と利用者の両者のニーズを満たす新たなリサイクル技術の開発に注力しています。
その一環として、廃棄物の中から有用な金属や化学物質を回収・再資源化する「資源回収プロジェクト」に全社を挙げて取り組んでいます。

産業廃棄物処理・リサイクル

廃棄物由来の臭気の軽減

周辺に塀がなくオープンな関西事業所

周辺に塀がなくオープンな関西事業所

臭気の発生源での低減対策として、「入荷物の対策」と「設備の密閉化」「脱臭設備の設置」に努めています。各事業所で定期的に臭気パトロールを実施し、悪臭の発生がないことを確認しています。また、事業所によっては地域との公害防止協定に基づき、臭気測定を定期的に実施しています。
臭気や騒音は「感覚公害」とも言われています。臭気設備を拡充していくとともに、工場見学、臭気モニターなどを通じて、近隣住民の皆様と何でも話し合える関係を構築することが肝要です。近年、例えば関西事業所では隣の工場との境界に塀の代わりに金網のフェンスを設置しています。オープンにすることで近隣との信頼関係を築いていくことを当社の基本姿勢としています。

入荷物の対策

受け入れ段階で著しい臭気を発生する廃棄物は、引き取り時、受け入れ時に消臭剤を使用するほか、お客様が保管している時点でpH(水素イオン濃度)の調整や消臭剤の添加であらかじめ臭気を減らしておいて引き取ることも検討しています。

設備の密閉化

活性汚泥生物処理槽にふたを設置(北陸事業所)

活性汚泥生物処理槽にふたを設置
(北陸事業所)

臭気を排出する可能性のある設備については、密閉化やシャッター設置などの措置を進めています。
北陸事業所で、活性汚泥生物処理槽にふたをして、同時に省エネ対策として散気管の改良をしました。ブロワー(送風機、生物処理槽の曝気装置)を2台停止でき、省エネだけでなく、騒音の低減、臭気の発生減少、また泡立ちも減り消泡剤の低減という望外の効果もありました。

脱臭設備の設置

脱臭設備(名古屋事業所)

脱臭設備(名古屋事業所)

臭いの種類や程度に応じて、全事業所に脱臭設備を設置し、やむを得ず発生した臭気を集めて処理しています。 廃棄物の臭気は千差万別で、アンモニアやその他の水溶性のガスにはスクラバー方式、油ミストや溶剤には活性炭吸着方式や燃焼脱臭が効果的です。現状では燃焼脱臭装置が最も広範囲のガスに効果があると考えられますが、最新の技術情報を収集して多様な方法を検討しています。例えば悪臭の原因であるアンモニアを酸スクラバーで回収して硫酸アンモニウムとして売却(有効利用)する試みも実施しています。