地域社会地域社会への取り組み

実績(2022年度)
  • 1.お客様との商談時にダイセキの環境ビジネスの意義のご説明
  • 2.地元住民を招いての工場見学会の開催
  • 3.当社施設に学生を招いての実学研修
  • 4.学生と当社社員がともに新しい環境ビジネスを検討するインターンシップ
  • 5.蒲郡市とのサーキュラーエコノミー協定の締結
  • 6.企業版ふるさと納税の実施(紺綬褒章受章)
  • 7.不法投棄廃棄物の撤去活動への参加
  • 8.災害廃棄物仮置場設置・運営訓練への参加
  • 9.COP27ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンへの出展
  • 10.機関投資家向けESG説明会の開催
  • 11.事業所周辺の清掃・美化活動の実施
施策
  • 1.地球環境を守る活動を推進するとともに、顧客、地域住民、自治体、大学等のステークホルダーと積極的な対話や交流に努めるとともに、地域の活性化に繋がる社会貢献を実施

基本的な考え方

基本的な考え方

ダイセキは、リサイクルにより製造業をはじめとする諸産業を支えながら、人々の健康やくらしの基盤となる地球環境を守ることは、「アジアNo.1のリサイクル企業」を目指す当社として、重大な社会的責任であると考えています。またダイセキが産業廃棄物の処理業を営むには、近隣住民の皆様の理解が欠かせません。そこでダイセキは地球環境を守る活動を推進するとともに、顧客、地域住民、自治体、大学等のステークホルダーと積極的な対話や交流に努めるとともに、地域の活性化に繋がる社会貢献に取り組んでいます。

取り組み

当社にとって、お取引先と生活者への環境コミュニケーションは重要な役割ととらえています。2022年度は個別の商談時のご説明、地元住民を招いての工場見学会で当社の取り組みをご紹介すると共に、ステークスホルダーの皆様との接点を持ちました。また当社施設に学生を招いての実学研修、学生と当社社員がともに新しい環境ビジネスを検討するインターンシップ等に取り組んでいます。

顧客との環境コミュニケーション

ダイセキは産業廃棄物の中間処理とリサイクルにより環境価値をお客様に提供しています。お客様には商談時や当社の工場に見学にいらっしゃる時に当社が提供する環境価値について説明しています。お客様からは当社のリサイクル率の高さやカーボンニュートラルへの貢献に対して、高い評価を頂いています。

地域住民向けの工場見学会

工場付近の住民の皆様を招待し、定期的に工場見学会を開催

工場付近の住民の皆様を招待し、定期的に工場見学会を開催
(ダイセキ北陸事業所)

ダイセキでは産業廃棄物の排出事業者であるお客様や近隣住民の方々を中心に、随時工場見学会を開催しており、2022年度は738社1,402名が来場されました。来場者の皆様に工場内の安全衛生状態や社員の対応等を5点満点で評価するアンケートにご回答いただいたところ、2022年度は平均4.7点の評価が得られました。

蒲郡市とのサーキュラーエコノミー協定の締結

蒲郡市との事業連携に関する協定締結式

蒲郡市との事業連携に関する協定締結式
(ダイセキ)

ダイセキは2022年12月に蒲郡市における公民連携によるまちづくりを推進するため、蒲郡市と連携協定を締結しました。蒲郡市は、サーキュラーエコノミーをまちづくりに組み込み、積極的に推進していく都市である「サーキュラーシティ」を目指すことを表明されています。本協定は、蒲郡市とダイセキが、それぞれの資源及びネットワークを有効に活用することにより、サーキュラーシティの実現のため、循環型社会・サーキュラーエコノミーを推進するとともに、地域の課題解決・地域の活性化を図ることを目的としています。

不法投棄廃棄物の撤去活動への参加

兵庫県東播磨県民局から感謝状を受領(ダイセキ関西事業所)

兵庫県東播磨県民局から感謝状を受領
(ダイセキ関西事業所)

ダイセキ関西事業所は地元自治体の要請により、「廃棄物エコ手形制度」を活用した不法投棄廃棄物の撤去活動に参加しました。本制度は、東播磨地域内において管理者不在の民有地等に不法投棄又は不適正処理され、地域の生活環境を悪化させている廃棄物を、廃棄物処理業者と地元住民及び行政が協力して撤去・処分し、再発防止策を講じるものです。当日は県道沿いに不法投棄された廃棄物の撤去を行いました。

紺綬褒章受章

受章の様子(ダイセキ関西事業所)

受章の様子
(ダイセキ関西事業所)

ダイセキは2021年と2022年の2年連続で明石市の環境関連事業への支援として寄付を行いました。その結果このたび紺綬褒章を受章しました。

災害廃棄物仮置場設置・運営訓練への参加(ダイセキ環境ソリューション)

北名古屋市の「災害廃棄物仮置場の設置・運営訓練」(ダイセキ環境ソリューション)

北名古屋市の「災害廃棄物仮置場の設置・運営訓練」
(ダイセキ環境ソリューション)

ダイセキ環境ソリューションは2022年7月に名古屋市の「住民用仮置場の開設訓練」、9月に北名古屋市の「災害廃棄物仮置場の設置・運営訓練」、11月に豊明市の「災害廃棄物仮置場設置・運営訓練」に参加しました。これらは自治体と愛知県産業資源循環協会が主催する訓練で、仮置場の設置状況や災害廃棄物の受入れ態勢などについての確認と検証を行うものです。災害に対する準備と練度の向上を図ることができました。これからもダイセキグループとして災害廃棄物処理だけでなく、自治体と地域社会と協力して平時の準備や訓練にも取り組んでいきます。

COP27ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンへの出展

COP27ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンの説明用スライド

COP27ヴァーチャル・ジャパン・パビリオンの説明用スライド

ダイセキは2022年11月に環境省が主催した「COP27 ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」に出展しました。ダイセキのリサイクル・産業廃棄物処理事業がサーキュラーエコノミーの実現に貢献すること、リサイクル製品である再生燃料は石炭や重油の代替燃料として利用されており、化石燃料の使用量を削減できること、廃棄物のリサイクル処理は単純焼却処理と比較して温室効果ガス排出量を98%削減できること等を説明しました。

機関投資家向けESG説明会

ESG説明会の説明用スライド

ESG説明会の説明用スライド

2022年10月に機関投資家向けに実施した第2四半期決算説明会とあわせて、ダイセキのESG活動を説明する説明会を開催しました。ダイセキのリサイクルビジネスや温室効果ガス削減、ダイバーシティの推進などの取り組みを説明しました。

東京大学One Earth Guardians育成プログラム(東京大学OEGs)との協働

東京大学OEGs発表会

東京大学OEGs発表会
(ダイセキ本社)

ダイセキは東京大学OEGsという東京大学大学院農学生命科学研究科が立ち上げた地球を守るための100年プロジェクトへの支援を2022年度に開始しました。2022年度はサーキュラーエコノミーによる地球環境の保全をテーマとして、どのようなビジネスを検討していくかを検討しました。ダイセキの社員がサーキュラーエコノミーの現状とビジネス上の課題を伝え、東京大学の学生が科学的な見地から調査と検討を行い、その結果を2023年1月にダイセキの役員に発表を行いました。2023年度も本活動を継続していく予定です。