サーキュラーエコノミー

考え方

ダイセキグループは環境保全、天然資源の確保、持続可能な社会の構築のために、サーキュラーエコノミー社会(循環型経済社会)の実現に向けた活動を推進しています。例えばレアメタルやレアアースを含む金属はモノづくりに欠かせない資源ですが、日本は海外からの輸入に依存しているため、その確保が経済安全保障上の重要な課題と言われています。また天然資源の採掘時に環境汚染や生物多様性の損失が発生するため、出来る限り天然資源を採掘せずに、廃棄物を資源として循環させるサーキュラーエコノミーが求められています。ダイセキでは産業廃棄物からセメント原料、再生燃料、金属滓、石膏ボード原料、鉛原料にリサイクルすることで、サーキュラーエコノミー社会の実現に向けた取り組みを進めています。

※出典:環境省「平成22年度環境白書」

各ステップの取り組み

ダイセキグループは、原材料調達から消費者による廃棄までのすべての段階で、廃液、廃油、汚泥、汚染土壌、建設廃棄物、鉛、廃石膏ボード等のリサイクルを進めています。今後も資源循環型社会の実現に向けて取り組みを推進していきます。

サーキュラーエコノミーの実現に向けての活動

資源循環型社会の実現に向けた活動
原材料調達
  • 製造業等のお客様ではリサイクルが困難な廃棄物の引取
  • 繰り返し利用できる容器の使用
  • 化石燃料や天然資源の代替となるリサイクル製品の原料確保の為、お客様に廃棄物の分別保管を要請
当社での活動
  • 廃液処理時に処理用の薬剤を使わずに、廃液同士を掛け合わせる複合処理を行うことで、無駄な副産物をなくして高いリサイクル率を実現
  • 廃棄物のなかから有価な資源を回収しリサイクル製品を製造
消費者による使用 化石燃料や天然資源の代替としてリサイクル製品を利用することで、循環型経済に貢献
消費者による廃棄 廃棄物を発生しない、或いは少ないリサイクル製品を製造することで廃棄物の発生量を削減