サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)
マテリアリティの特定
当社は2022年に、長期経営ビジョン「VISION2030」の実現やSDGsへの貢献等、2030年時点の社会像からのバックキャスティングにより2030年までに取り組むべきマテリアリティとして、以下の5点を特定しました。ダイセキグループの マテリアリティはパーパスである「限られた資源を活かして使う『環境を通じ社会に貢献する環境創造企業』」に基づき、事業活動の推進と地球環境・社会のサステナビリティの両立を図るものです。
マテリアリティ特定プロセス
重要課題の重要性評価
ステークホルダーに対する重要性 |
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当社の事業活動における重要性 |
考慮した主な意見
投資家
自社の温室効果ガス排出量削減
水循環への貢献
有害廃棄物排出量の情報開示
社員教育、労働マネジメントの強化
人権保護
安全マネジメントシステムの導入
業績連動報酬制度の導入
グループ会社管理の強化
「VISION2030」の目標管理
コンプライアンス遵守
ダイセキグループの役員及び社員
サーキュラーエコノミー社会の実現
気候変動対策の推進
ひとりひとりの個性と能力の発揮
安全を最優先し安心して働ける職場
地域社会との共存・共栄
コンプライアンス遵守による信頼獲得
ダイセキグループは、経営理念である「発想」「構想」「構造」「実⾏」のもと、国連で採択され、その具体的な⾏動指針であるSDGs(持続可能な開発目標)の精神を理解し、「環境を通じ社会に貢献する環境創造企業」として、アジアNo.1のリサイクル企業を目指します。
ダイセキグループの重点課題と取り組み
ESGマテリアリティ | 2022年度の取り組み | ステーク ホルダーの 関心度 |
ダイセキ グループ への影響度 |
目指す姿 | |
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マテリアリティ | 重点項目 | ||||
限られた 資源を 活かして使う |
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温室効果ガス排出量削減の中長期目標を策定し、削減に取り組みました。CDPのBランクを取得しました。 | 極めて 高い |
極めて 高い |
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ひとりひとりの 個性が輝く 職場づくり |
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人材育成方針と社内環境整備方針を策定し、人的資本経営を推進しました。 | 極めて 高い |
非常に 高い |
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労災事故と 環境事故の 撲滅 |
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真の事故原因の追究や、お客様先の安全パトロール等、事故防止活動を徹底しました。 | 非常に 高い |
極めて 高い |
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地域社会から 愛される 企業 |
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自治体のイベントへの参加、大学と連携した実学研修を実施して、自治体や大学との連携を深めました。 | 高い | 高い |
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強固なコンプライアンス・法令遵守の周知・徹底 |
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全社員が毎月出席するコンプライアンス勉強会を通じて、法令遵守の意識と知識の向上を図りました。 | 非常に 高い |
極めて 高い |
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ダイセキグループでは2030年時点の社会像を想定し、それまでになすべきサステナビリティ活動を継続的に実施しています。サステナビリティの活動内容はパーパス、マテリアリティ、長期経営ビジョン「VISION2030」、SDGsへの貢献等を考慮しながら策定され、取締役及び執行役員が出席するサステナビリティ本部会で承認されています。
取り組み事例
限られた資源を活かして使う
- 再生燃料リサイクル(ダイセキ)
- セメント原料リサイクル(ダイセキ)
- 鉛リサイクル(ダイセキMCR)
ひとりひとりの個性が輝く職場づくり
- 社外取締役と女性社員の面談
- 男性社員の育児休暇取得
- 健康経営優良法人の認定証
労災事故と環境事故の撲滅
- 危険予知トレーニング
(ダイセキ関西事業所)
- 協力会社の乗務員に対する安全教育の様子
(ダイセキ関西事業所)
- 防災訓練
(ダイセキ関東事業所)
地域社会から愛される企業
- 蒲郡市との事業連携に関する協定締結式(ダイセキ)
- 工場付近の住民の皆様を招待し、
定期的に工場見学会を開催
(ダイセキ北陸事業所)
- 東京大学One Earth Guardians育成プログラム
との協働
(ダイセキ本社)
強固なコンプライアンス・法令遵守の周知・徹底
- コーポレートガバナンス体制図
- コンプライアンス勉強会
- 優良産廃処理業者認定書